エンデの遺言 根源からお金を問う」 NHKエンタープライズ21・グループ現代制作より

地域通貨の成功例として有名なのが 「ヴェルグルの労働証明書」 です。

・ 時期 1932年7月
・ 場所 オーストリア・チロル地方、ヴェルグル
・ 人口 5千人足らず

・ 状況
世界恐慌をうけ、生産は停滞し、失業者が街にあふれた。
失業者400人
(失業者予備軍、高齢者、子供を考えれば、ほとんどが失業状態)
税収が激減し、負債が膨れ上がり、街は破綻状態

・ 指揮した人物
町長 (ミヒャエル ウンターグッゲンベルガー)

・ 施策
1、議会で、ヴェルグルで通用する地域通貨の発行を決議
2、道路や公共施設を建設し労働者に地域通貨を支払った。

・ 結果
地域通貨が非常な勢いで街を流通しはじめた。
回転することでお金は何倍もの経済活動を行える。
街中が整備され、失業者は減り、税収が増え始める。

・ 仕組み
月初めに額面の1%にあたるスタンプを買って、紙幣の裏に貼らないと
使えない。つまり、1ヶ月に1%ずつ価値が減っていく仕組み。 だから
この紙幣を手にした人は、競ってこの紙幣から使っていくことになる。
結果、次々と循環するようになった。
(この紙幣は貯め込まれることなく、流通し続ける紙幣という画期的なものだった。)